愛されるために生まれてきた

愛する人を亡くして 愛されていたことに気が付きました。

限りなく0に近い。

夫の元を離れた時、

私は3000円分の宝くじを買っていた。

本気で、

この宝くじが当たったら、

夫の元に帰れる。

 

当たる訳がないのだけれど、

可能性は0ではない。

本気でそう思っていた。

 

そして、

結果を見て

絶望。

 

あたりまえの話だけれど、

宝くじは当たらなかった。

 

限りなく0に近い可能性を

信じている間は、

少しは

夫の元に帰る気持ちがあったのかもしれない。

 

もう、遠い昔の事。

そんなこともあったねと。

思い出していた。

 

誰にも言ってなかった

その話を、

今日遊びに来てくれた

一番大切な友達に話した。

 

今は、

笑い話のように出来るようになった。